2011年08月29日

米ドル

世界の基軸通貨「米ドル」。ユーロとのマッチアップもその地位は揺るがず。サブプライム問題からの王者復活なるか。対円の為替レートも低い今投資家から熱い視線をあびる。


米ドルの特長
米ドルは、米国の圧倒的な経済力と軍事力を背景に、世界中の貿易や投資の決済通貨としての地位を確保している。輸出商品の8割は米ドルで価格表示がされているとも言われており、世界で最も重要な通貨基軸通貨の地位は当分続きそうだ。

米ドルの特長
●世界最大の軍事力と経済力 ●各国中央銀行の外貨準備通貨
●換金性に優れ、流動性が非常に高い ●情報が最も多く馴染みの通貨

米ドルの取引のポイント
ドル円に関して言えば、3円幅のレンジ相場を形成することが多い。特に120円、115円、110円、105円、100円と5円幅の値段の前後でレンジが出現する。その意味では短期取引をする人に魅力的な通貨であるとも言えます。1-2円下がったら買って、1-2円上がったら売るといったルールを決め取引をするようにしましょう。こうしてルールを決めて取引をすれば、トレンドが出なくても案外儲かってしまう通貨ペアだと思います。

米ドルの為替レートと金利の関係
チャートを見てもわかるとおり、ドル円は120円、110円で長くもむ特性があります。この背景には、日本の為替政策を握る財務省が、輸出企業の円高打撃を回避するために115円-120円の為替レートを口先介入で維持します。100円では日銀介入が警戒され、一方的な円高が敬遠される傾向があります。結果ドル円は、100円-120円の間の長いレンジ相場を繰り返します。2007年夏場以降、サブプライム問題により、景気後退局面に入った感のある米国の政策金利は、5%台から2%台まで下がってきています。歴史的にみて1.75%位まではあるかもしれませんが、ドル円の為替レートは、100円台で反転していくことも予想されます。

米ドルの投資スタイル適性
デイトレード派 ○
トレンド追従派 △
スワップ派   ×

米国の基本データ
人口 3億100万人 政策金利 2.25%
GDP 12兆5000万ドル GDP成長率 3.20%
一人当たりのGDP 4万2000ドル 外貨準備高 540億ドル
貿易収支 ▲7367億ドル 経常収支 ▲7915億ドル
posted by VNF at 03:06 | 通貨の特長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

ユーロ

ユーロに加盟する国々の多くが採用するユーロ(通貨名)。債券発行額は今や米ドルを上回り、第二の基軸通貨として米ドルを追う。ユーロと米ドルのマッチアップが熱い。将来的な利上げが予想されており、時代の趨勢から長期投資としてユーロを買っておくという視点も間違いではないだろう。


ユーロの特長
ユーロ全体の経済力はすでに日本を超えており、またアメリカを超える勢いで成長をしている。外貨準備の受け皿としてもユーロを買う国が多く、中東では石油の決済通貨として採用しようとする動きも出てきている。かつて英国ポンドがドルに主軸通貨を譲ったように、ドルがユーロにその座を譲る日がくるのかもしれない。

ユーロの特長
●債券発行額が米ドルを上回る ●各国が外貨準備通貨として導入
●日本を上回る経済力を持つ ●好景気から金利引き上げが予想される

ユーロ取引のポイント
ユーロを理解するには、第二の基軸通貨として世界的にユーロを保有しようとする動きができていることを理解しなくてはいけません。景気の状態も良いため、ユーロは当分ドルと比較されて続けるでしょう。これを背景に当分ユーロは下がりそうだが下がらない、という状況が続くことが予想されます。ユーロの為替レートは対ドル(ユーロ/ドル)で見ていきましょう。分散投資という意味でユーロドルを買っておくという選択肢も十分あるのではと思います。

ユーロの為替レートと金利の関係
ユーロ円の為替レートは、ユーロの政策金利の上昇に合わせるように上昇しています。ユーロ自体の強さを見るには、対ドルレートを見ていく必要があるので、ユーロドルに注目です。一方ユーロ円の為替レートにはあまり知られていませんが、もうひとつ大きな特徴があります。
ユーロ円と他のクロス円の為替レートは、相関関係が非常に高いということです。つまりオーストラリアドル/円、ニュージーランド円などの為替レートのトレンドを見極める上で重要な役割をはたしてくれます。

ユーロの投資スタイル適性
デイトレード派 ○
トレンド追従派 ◎
スワップ派   ○

ユーロの基本データ
人口 3億1,359万人 政策金利 4.00%
GDP 9兆9,000億ドル GDP成長率 3.20%
一人当たりのGDP 3万5,000ドル 外貨準備高 1,600億ドル
貿易収支 1,406億ドル 経常収支 67億ドル
posted by VNF at 03:08 | 通貨の特長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月06日

ポンド

かつての世界の基軸通貨「ポンド」。世界の覇権を米国に譲り、欧州の覇権をユーロに譲る。現在はダイナミックな為替レートの動きと、高い政策金利からポンドマニアという個人投資家を作り出す。英国は欧州の金融センターとしての役割を担っていることから、経済指標などの材料も多い。

ポンドの特長
基軸通貨としての役割は米ドルに譲ったものの、ロンドンには世界的な企業が集中し、シティー(都市名)は欧州圏の金融市場のハブ的な役割を担っている。2007年のように、世界的な好景気が続いている局面では、英国発インフレ懸念が台頭し、ポンドの利上げが起こってくる傾向にある。

ポンドの特長
●政策金利が比較的高い水準にある ●北海油田を中心に石油産出国
●豊富な統計資料 ●金融セクターの占める割合が非常に高い

ポンドの取引のポイント
この通貨は他の通貨と比べると値動きが非常に大きいため、デイトレーダーには非常に人気の通貨です。ただしドルなどに比べると分母が大きいためこの考えは間違っています。ただし指標には非常に素直に反応をします。特に狙い目の経済指標は「小売売上高」「消費者物価指数」「GDP」などです。これらの指標を狙って、素直に数字が予想より良ければポンド買い、悪ければポンド売りというようにトレードをしましょう。

ポンドの為替レートと金利の関係
英国は米国のサブプライム問題が起こるまでの2003年中旬から2008年冬まで、住宅部門、金融部門が牽引役なり、住宅バブルによる好景気にわきました。同時にインフレ抑制のため5年間で、政策金利を3.5%から5.75%まで段階的に引き上げをしてきました。結果、ポンド円の為替レートは200円台から240円まで上昇。米国サブプライム問題による世界経済の後退により、政策金利は引き下げられ、ポンド円の為替レートもその後180円まで急落しています。

ポンドの投資スタイル適性
デイトレード派 ○
トレンド追従派 △
スワップ派   ×

英国の基本データ
人口 5980万人 政策金利 4.75%
GDP 2兆2278億ドル GDP成長率 1.90%
一人当たりのGDP 3万7000ドル 外貨準備高 384億ドル
貿易収支 ▲1250億ドル 経常収支 ▲536億ドル
posted by VNF at 03:12 | 通貨の特長 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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